VAN HALEN『1984』
さて、1984というアルバムについて、上手く記事を書けるかどうか悩んでしまうw🤣
シングルカットされたJUMPは、5週連続全米1位を記録。他、PANAMAはじめシングルが軒並みスマッシュヒットし、MTVでPVがヘビロテ。特にJUMPのビデオクリップは、デイヴとエディのカッコ良さは言うまでもなく、マイケルやアレックスもそれぞれにキャラクターを活かした演出で、バンドの華やかさをダイレクトに映し出していた。
83年〜84年というアメリカにとって、音楽、映画、といったエンタメはもちろん、スポーツ、政治、経済に至るまで、あらゆるファクターで最強だった時代。それを象徴するような存在として、VAN HALENは国民的バンドへと一気にスターダムへと駆け上がっていった。
こんな感じでマジメに書いてみた🤣
エディのサウンドに関して言えば…
驚くほど歪んでいない。クランチじゃないかってほどのジャリっとした音がメインで貫いてる。
コピーしようと思ったら、コレ大変よ🤣やっぱり歪んでたほうがラクに弾けるから。JUMPのソロなんて全然歪んでないんだ。しっかりとピッキング、フィンガリングしてなければ、プレイにならないよ😆
そして改めて、リフ、バッキングのアイデアの多彩さに唸るしかない。ホントにカッコいいバッキングだし、いざ弾こうとすると、これが一筋縄ではいかない。以前にも書いたが、アクセントが1拍目のアタマに来ないから、ちょっとしたパニックに陥るのよね。PANAMAなんて、イントロからいきなり1拍目ウラから入ってるっていうね😂象徴的です😅そういう意味でもこのアルバム、ギターアルバムと言って差し支えないだろう。
シングル以外の曲も名演の目白押し。④⑤とかは、如何にもカルフォルニアの空の下って感じの雰囲気で良い感じだし、⑧はシングルでもおかしくないようなメロディックでキャッチーな名曲。イントロのマイナーでのタッピングハーモニクスが耳にこびりつく。ラストの⑨も少しZEPを彷彿とさせるようなグルーヴを持ったこれまた良曲だ。
もともと無意識のうちにブリティッシュHRがルーツにあるので、一見ただのアホ全開のアメリカンロックのように聴こえるが、実は非常に懐の深い音なのよね。そりゃエディはクラプトンに夢中になったくらいだから。
さて、VAN HALEN全アルバム解説!
なんて言いましたが、
デイヴ・リー・ロス時代の締めくくりである、
本作をもって、とりあえず終わろうかなと。
サミー・ヘイガー在籍時のものは、
またいつか、お目にかかることを祈って😆