HR/HM名盤語るブログ

ヘヴィメタル/ハードロック系のアルバムを語ります。

ROBBY VALENTINE 『THE MAGIC INFINITY』

QUEENの記事が続いたので、いわゆるクイーンチルドレンと呼ばれるロビー・ヴァレンタインを登場させますwそれこそボヘミアン・ラプソディを初めて聴いた瞬間、ロックンロールの世界に身を投じる決意をした人物なので👍

80年代終盤に1stAvenueやzinatoraなどでキーボーディストとして参加していましたが、バンドの一員としては収まりきらず、ソロアーティストとしての道を歩む事になります。基本的にはレコーディングでは全てのヴォーカルと楽器をこなし、作詞作曲編曲からプロデュースに至るまで、文字通り全ての工程wを自らで行うという超マルチプレイヤーなんですね😆

そのロビーが1993年にリリースした2nd。ロビーと言えば、1stアルバムのほうをよく紹介されたりしますが、確かにあのアルバムも凄まじいけど、全体的なアルバム自体のクオリティ、楽曲の完成度はこちらの2ndのほうが高いと思います。

①のタイトル曲… 凄いところがたくさん有りすぎてwどこから褒めていけばいいのか🤣ダイナミックかつ躍動感に溢れ、煽情的で清涼感もある、これだけ言えば良いか?🤣強力にフックのあるBメロから、意外な展開を見せるサビ。心洗われるような、このサビのメロディの安心感とカタルシスは何物にも替え難いです。

シンプルなピアノバラード「Miss you eternity」言葉いらないです。いい曲です😆少し音数を抑えた感じで、敢えて引き算をしてメロディの良さを上手く伝えてます。

そして、個人的に本作の中で1番好きな楽曲と言える「Only your love」なんだかTOKIOの曲名みたいですが、この曲、満更でもなく極上スィートなアイドルチックソングに仕上がってます💝イントロからAメロまで盛り盛りに盛られたピアノ+シンセのバッキングから、Bメロでバンドが入り、ドンシャリなメタルサウンドに移行、さらに究極的にキャッチーなサビでは、歌を引き立てるキーボードフレーズにもキュンキュンします😍🤣

打って変わってアコースティックギターによる弾き語りスタイルの「Angel of my heart」全体のバランスを考えたら、浮いてるとも言えなくもないが、甘美なサウンドの中、1つアクセントになってるのは間違いない。

「No turning back」極限にまで突き詰めたドラマティシズムとプログレッシブな構成と展開。ある種の緊張感も張り詰め、まさにロビーワールドここにあり!です!突如として疾走パートに突入するのも血湧き肉躍ります‼️そして、この緊張感から解放されたかの様な、次の「The reconcilation」ビートルズへのオマージュの意味合いもあるのかも?

アルバム後半以降も、胸キュン要素満載、哀愁を湛えたメロディ、洗練された優れたプロダクションによる、甘く切ない楽曲が目白押し。特にバラード系統が豊富なのも日本人の心の琴線をハジきまくります😆ラストには10分以上からなる組曲が、トドメを刺してくれます😭1stと同様の展開だが、それを引き継ぎつつ、新たな試みも取り入れて、当時のロビー様の妥協ナシのクリエイティビティに感服するほかありません🥺

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☝︎アルバムの内容と反比例してジャケは激ダサ🤣この辺りの詰めの甘さも海外のHM/HRならでは👍

https://youtu.be/wF9kx8jxucM 大好きな【Only your love】💝

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