DREAM THEATER『SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE』
タイトルが長い😭🤣
このアルバム、我慢強く聴き続けなければいけない様な、所謂スルメ系アルバムだとは思うが、それを念頭においておけば、酒のツマミ的な感じになって、いい感じになるw 2002年リリースの2枚組、バンドの歴史を見ても、かなりの力作だと思いますね。
2000年代に入ると、生々しいバンドサウンドを打ち出し、アグレッシブかつテクニカルな演奏が中心になってくる。この2枚組も相当アグレッシブで、ヘヴィなギターリフが次から次へと出現し、リズムチェンジ、テンポチェンジも頻繁に起き、そうこうしていると、だいたい5分に1回くらい、印象的な歌メロが登場するw
ピンクフロイド的なアプローチがなされており、浮遊感漂うのも、このアルバムの特徴だと思う。カオスな場面が所々出てきて、忍耐が必要だが、それを乗り越えると、癒しなメロが出てくるといったパターンだwラストのバラードも切迫感溢れていて、胸を締め付ける。
CD1はヘヴィなサウンドだが、CD2は一変、クラシック的なアレンジで、オーケストレーションもふんだんに、バンドサウンドは80'sな雰囲気を持ちつつ、時にポップなサウンドで非常にカラフルな一枚になっている。一枚まるごと、タイトル曲で、組曲のような感じだ。
なんにしても、トータル全て聴き続けるとなると、大変な労力と忍耐が必要となってくるwだけどね、音楽ってもんは、面と向かって聴こうとすれば、忍耐が必要な時もあるもんなんだよw