FREE『FIRE AND WATER』
英国🇬🇧を代表するブルースロックバンド、FREE。
どれか一つアルバム取り上げるなら、コレですな。
70年リリースの『FIRE AND WATER』。
名曲①⑤⑦が収録されていて、
特にHM/HRファンにとって⑤の存在は特別だ。
咽び泣くポール・コゾフのギター、
アン直レスポールトーンを思う存分堪能でき、
ブルースだけに留まらないフレーズ感覚が
素晴らしい。
ソウルフルかつテクニカルで、
時に悲哀を滲ませる
ポール・ロジャースのヴォーカル。
アンディ・フレイザーのベースラインは
どう考えても、あのビリー・シーンに
影響を与えてるだろう。
シンプルなバンドサウンドが気持ちいいですねぇ。
本当は圧倒的にライブが魅力的で
普段聴くならそっちだけど、
アーティスティックな意味合いも込めて、
このスタジオ盤は必聴だ。
というわけで、
90年代にMR.BIGと共に過ごした者としては、
当然のことながら、
FREEというバンドは無視できないのだ。