BLIND GURDIAN『SOMEWHERE FAR BEYOND』
ジャーマン・メタル、ロックバンドというと、スコーピオンズ、アクセプト、ハロウィンといった系譜になると思いますが、その次の世代のバンドの代表格として、ブラインド・ガーディアン(以下ブラガ)を挙げる事ができると思います。そして、まだ私がHM/HR駆け出しの頃ww出会ったのがこの「somewhere far beyond」です。1992年リリースの4thアルバム。
最初に聴いた印象は、なんか、、Xみたいや‼️でした🤣
要するに、パワー、スピード、メロディが一体となったサウンド、ハロウィンを起源とする、いわゆるメロディック・スピード・メタルですよ!エックスについては、また別の機会に語りまくるつもりですが、エックスがやっていた(同じとは言わないけど)ような事をドイツのバンドがやっていた事が衝撃だったし、世界は広いなぁと😆(☝︎エックスの写真カッコいい🤣)
https://youtu.be/M5KXDzi1iVw【TIme what is time】
①の「Time what is time」でブッとびました😆この曲がXみたいだって思いました!イントロのアコースティックギターから一転、アグレッシブなバンドサウンドへ突入!テンポ170〜180で全拍スネアウラ打ちのいわゆるブラストビート。ギャロップに刻まれるギターリフ、そして、大合唱間違いなしのキャッチーなコーラス。ヴォーカルの声と歌い方に一癖ありますが、ファンタジーな世界観には、これが合っていると思いました。
②の「journey through the dark」も同路線。こちらはさらにアグレッシブですが、サビはキャッチーですね👍③のピアノ小曲「black chamber」がまたグッときます。こういうの大好きですね。
④の「theater of pain」ミドルテンポの名曲だと思います。シンフォニックにアレンジされたオーケストレーションがとても心地よく(このくらいが上限🤣)歌もサウンドも劇的です。しかし、コンパクトにまとまっていて非常にクレバーな曲ですよね😆
⑤の「Quest for Tanelone」いわゆるクワイアコーラスが顕著な曲ですが、やはりメロディが良いですね。これも大合唱必至です。その一方で、矢継ぎ早な展開がプログレッシブ的な要素も合わせ持っています。
タイトル曲の⑧はまさに名曲。長尺の曲ですが、冗長な箇所はまったくなく、メロディも充実していて、素晴らしい出来栄えです。バグパイプを要所で用いるなど、やはりこのくらいのアレンジがお手頃ですね😆適材適所なファンタジーが良いのです。
確かにファイナル・ファンタジーかと思わせるようなジャケットに代表される様に、サウンドもまさに"中世ヨーロッパ型RPG"といった感じで、ワクワク感があるにはあるんだけど、もうちょい抑えて欲しかった🥺このファンタジー路線、このアルバム以降さらに過剰表現されていき、あまりに大仰なアレンジと世界観になっていってしまい、それを正面から受けとめる事が出来ず、結局このバンドの好きなレコードは。。。本作のみ🥺これくらいのサジ加減がちょうど良かったなぁ😭
輸入盤 BLIND GUARDIAN / SOMEWHERE FAR BEYOND (REMIXED & REMASTERED) [2CD]
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