『SMITH/KOTZEN』
なかなかイレギュラーな組み合わせで
興味深い。
一聴した直後は、リッチーのソロっぽいと思った。
さすがにメイデン的要素は皆無、
スミスはブルースロック好きですよね。
心地よいグルーヴに貫かれたブルース基盤の
メロディックハードロック。
ピアノやストリングスといった鍵盤類は、ほぼない。
埃っぽいハモンドが少し聴こえてくるぐらい。
(当たり前💦)
一聴した後、リッチーのソロっぽいって書いたけど、
なんだかMR.BIGっぽくも聴こえる😆
エイドリアンとリッチーの2人のコラボだから、
当たり前なんだけど、
ギターはもちろん、
ベースも2人で分け合って弾いてる。
ヴォーカルも2人で、分け合ってるけど、
どの曲を誰が歌ってるかは、わからない。
だけどリッチーが歌っているであろう曲が
歌い回しがエリック・マーティンに
けっこう似てるんですよね😆
ベースラインもどこかビリー・シーンぽく
聴こえるから、やっぱりMR.BIGっぽい。
ちなみに⑥はメイデンのニコ・マクブレインが
ドラムを叩いている。
前述のとおり、メイデンぽさは、ほぼゼロに近いが、
なんとなく湿り気のある質感と、
時に顔を出す叙情性が、大英帝国的であるし、
ブルース・ディッキンソンが歌ったら
意外にハマりそうな曲もあるから、
不思議な感じだし、それこそが個性的だと思います。