HR/HM名盤語るブログ

ヘヴィメタル/ハードロック系のアルバムを語ります。

NIRVANA『NEVERMIND』

NIRVANAが嫌いでした。

突然現れて、全米からHM/HRをはじめとする、

普遍的で豊かなメロディを持った音楽を、

消し去ってしまったからです。

その波は世界中に広がり、

皆がこぞって、華やかなエンターテインメントを

否定し始めました。

ここ、日本は例外として。

 

初めてNIRVANAの『NEVERMIND』を聴きました。

感想は、、、

「あれ?妙にポップで、妙に聴きやすい」

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所謂、90年代のトレンドを設定した①、

よく出来たアグレッシブでフックのある

ヘヴィなロックソングだなと思いました。

確かにこれは名曲です。

 

最近、改めて90年代初頭に勃発した、

グランジオルタナティブブームについて

考えてますw

その代表格と言える今回のNIRVANA

それに続く形になったPEARL JAMとか

SOUNDGARDENなんかを聴いてみているんですが、

こういったバンドの何が苦手だったかというと、

超スローで暗く引き摺るようなギターリフが

延々と続くような曲が、たまらなくしんどい💦

って事がわかりました😂

要するに初期ブラック・サバスもどきなヤツです🥲

 

で『NEVERMIND』ですが、そういった超スローな

サバスもどきな曲は、ないんです。

パワーコードによる変化の早いコード進行、

ひたすらに繰り返される、短いサビの連呼、

こういった要素はとても面白いと感じたし、

所謂グランジーな響きによる攻撃的な

パンクロック風に、絶望感あふれる😱

低音シャウト系のヴォーカルが乗る、、、

それでも、ある意味キャッチーさがある。

音楽性を説明したら、こんなとこでしょうか?😂

非常に興味深いサウンドだし、本作に限って言えば、

自分の手元に置いておいても良いのかな、

なんて思いました。

 

問題は、当時みんなNIRVANAになろうとした事(*≧∀≦*)

BON JOVIをはじめとする、明るく希望に溢れる

ロディックロックをことごとく排した、

当時のアメリカシーンというのは、

やはりどう考えても、首を傾げるしかないです😑

ただ、もし現代にNIRVANAみたいなバンドが

出現したとしても、おそらく、ソレ一辺倒には

ならないでしょう。皆、かしこくなってるし、

なんと言ってもSNSの存在によって、

個人それぞれが、

好きなように選択肢がありますから。

 

今から30年前、1991年9月24日に

NEVERMIND』はリリースされました。

ですよね?ww

☝︎せっかくタイトなバンドサウンドなのだから、

このまま純粋に自分たちの音楽を

追い求めて欲しかった。

ギターが弾けてないのがクールだったのか?

 

 

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