HR/HM名盤語るブログ

ヘヴィメタル/ハードロック系のアルバムを語ります。

1ST AVENUE『TEARS & TRIUMPH』

かつてロビー・ヴァレンタインが在籍していたオランダのバンドのデビューアルバム。肝心のロビーは本作制作中に早々に脱退してしまうのですが💦全10曲中7曲がロビーのペンによるもの。なので彼のキーボードをフィーチュアした擬似ソロアルバムみたいな印象もあります💦しかし、パワフルでマイルドなハイトーンの持ち主のヴォーカル、ピーター・ストライクスなる人物(1時期VANDENBERGに在籍)の歌唱が、このアルバムをさらに高い次元へと押し上げているのではないでしょうか?

そう、何気に本作は名盤とも呼べるくらいの、捨て曲ナシのハイクオリティな作品に仕上がっています。欧州的な様式美と大陸的なコマーシャルさを併せ持った様な、美味しいとこどりメロディアス・ハードといったサウンドは非常に魅力的です。

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ハープ?も出現する、映画のオープニングのような長尺イントロダクションから、ミドルテンポのキャッチー且つ少しミステリアスな「Goin for the gold」。②の「Heaven in your arms」はなんとバラード🥰2曲目にバラードが登場してくるのはキラいではないです💦柔和なキーボードアレンジとスケールの大きな歌メロは、グッときます👍

https://youtu.be/ZM5yc1R3TJY【HEAVEN IN YOUR ARMS】

③の「When the night is gone」AOR寄りのポップスだが、マイナー飛翔型のメロディを搭載😍そのまま余韻を引き継ぎ、メドレー形式で④「Out of reach-out of touch」へ。。。洗練されたキーボード&ピアノの長尺イントロから一転、アグレッシブなギターリフが切り裂く!ドラマティックこの上ないです😆

穏やかなメジャー進行系AORの⑤に続き、後にロビーがセルフリメイクする⑥「Never to late to live」。哀愁漂うA.Bメロから、さらにギアを上げるキャッチーなサビメロ❤️さすがにリメイクするだけあって素晴らしい曲です❤️

後半も勢いは衰えず、翳りのあるバラード⑦や、テンポチェンジで陰影を描き出す劇的HRチューン⑧、ネオクラシカルな響きが王者的北欧奥義を醸し出す⑨と、バラエティに富んだ作風で飽きさせません。サウンドプロダクションも立体的で、豊穣感に満ちた音作りとなっています😊

ほとんど幻の名盤みたいな扱いになってますが、素晴らしい音楽に有名も無名もありません。運命に導かれて出会った音源が心と手元に残るのです👍

 

 

ご拝読いただきありがとうございました✨✨

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