HR/HM名盤語るブログ

ヘヴィメタル/ハードロック系のアルバムを語ります。

B'z『LOOSE』

なんとB'zの『LOOSE』です😆サブスク解禁記念という事で、数あるB'zの名作から、今回はこのアルバムを取り上げます。

1995年リリースなんですね(^.^)私、当時は海外のHM/HRにアタマから突っ込んでいる状態でして😂いわゆる邦楽と言われるものをバカにしていた時期でした😭なんと愚かな😅若気の至りというヤツでしょうか😀

それにしてもこのルーズというアルバム、素晴らしい内容で、お気に入りになりました!リアルタイム当時はホントにアホでしたね😎シングルになっている曲はリメイク含めて4曲。「Love  Phantom」などは国歌レベルだし、「ねがい」「love me.I love you」ともに優れたナンバー。今更説明するまでもないです💦

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松本さんのクランチによるカッティングと稲葉さんのコッテコテなシャウト①で幕を開ける本作。ホントはオレらダンスとかじゃなくてロックンロールが好きなんじゃ!!!っていう宣言ですね!間髪入れず②のタイトル曲、パッパらぱーとホーンセクションが、けたたましく彩り、少しコミカルな稲葉さんの歌詞世界とともに、オープニングに相応しくご機嫌なロックンロールが炸裂!

「夢見が丘」「消えない虹」「キレイな愛じゃなくても」の3曲は、初期彷彿バラード3部作とします🤣90年代も半ばに差し掛かると、かなりブルーズを意識した方向性にシフトしていきますが、こういった、"いかにも"なバラードも絶好調ですね!

「夢見が丘」… 叙情的で美しいアルペジオにストリングスが絡み、コンプたっぷりギュぃーんなギターサウンドがドラマティック過ぎるイントロ😍マイナー系の胸を掻きむしる稲葉さんの歌唱も湿り気があります。松本さんの曲作りの特徴である、サビで不意に転調するのも健在。二段構えのソロの構成も素晴らしい❤️何故かバッキングはファンキーっていうのも遊び心満載✨名曲です✨

「消えない虹」… 王道のピアノバラード🎹こちらは優しいメロディが包み込む。さらに英詞が存在感を発揮します。ナチュラルトーンによる後奏ソロも渋い、敢えてシンプルで短い曲にしてるのもセンス○ですね✨

「キレイな愛じゃなくても」… こちらもリリカルなピアノバラードです。ストレートなラブソングを稲葉さんが歌えば最強に決まってますね🤣

おそらく当時、2人が最もやりたいスタイルの曲だったのではないかなと推測できる「敵がいなけりゃ」。ホンキートンク調のピアノと、やはり豪快に鳴るホーンのアレンジがテッパンです。Aメロ→テーマ、と洋楽的な構成。2番でオブるギターフレーズ🤣言葉選びセンス抜群な稲葉さんの歌詞、ラストはブルーズ風にエンディングと、めっちゃ楽しそうですもん👍

「砂の花びら」ノリが良く哀愁漂う小気味良いマイナー系ハードポップ。シンプルなリズムが稲葉さんの歌唱を引き立てます。松本さんの最小限に抑えたソロも良い👍こちらのエンディングも、ちょっとこの頃のBON JOVl風で◎

「Big」アコースティックブルース。稲葉さんの歌詞が楽しい。"休みはヒマだし仕事は暇なし"とか、"こんなことでこんなとこで"とか韻を踏んでますねぇ👍リアルで赤裸々な歌がジャパニーズブルーズだ‼️

「drive to MY WORLD」ラストを飾るこの曲も隙がない!焦燥感が漂うミドルのロッカバラードだ。エモーショナルな2人のパフォーマンスが、劇的なクロージングを演出します✨

ここまで語った楽曲が非シングル曲だなんて、何というクオリティの高さ!全曲シングルでイケますよ!ひょっとしたら有名なシングル曲よりも優れているかもしれません😳恐るべき😍

HM/HRファンである、松本さんと稲葉さん。この2人がわちゃわちゃ作れば、どんな音になるかは、ある程度想像できます。そしてメタルだけではなく"普通のロック"も同じくらい愛聴していたであろう事も。

そして、割と公言すると恥ずかしいアメリカ産のバンドを本気で好きだった事も、このポップさ加減に影響してますね。さらに日本人なら誰でも持っている歌謡性も上手くブレンドされて、「日本人の大多数にウケるハードロックみたいな歌」を無意識に作り上げてしまいましたね。

初期の歌謡ロックから脱却し、より大陸的でブルージーに舵を切った、過度期に生まれたJ-ROCKの名盤だと思います✨


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