HR/HM名盤語るブログ

ヘヴィメタル/ハードロック系のアルバムを語ります。

GARY MOORE『CORRIDORS OF POWER』

1982年リリースのゲイリー・ムーアのソロアルバム、『CORRIDORS OF POWER』。所属レーベルとトラブルがあり、本作がデビュー作に該当しないハズなんですが、世間一般??では、このアルバムがゲイリーのソロデビュー作と認知されていると思います。

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ロディアスで颯爽としたハードロック「Don't take me for a loser」。イントロのギターリフから昇天です😆Aメロ入ってギターリフはそのままに、ベースラインだけ変化するのがエモなんです🤤ギターソロでは、ブレイクした後の上昇フレーズがこれまた昇天🤣暖かみのあるゲイリーのヴォーカルと、エモーショナルなギターワーク両方堪能できる名曲ですね💕最高のオープニングだ!

「Always gonna love you」感動で言葉はいらないですね☺️シンプルな構成のピアノパワーバラード。A→テーマ→A→テーマ、と、驚くほどにシンプルだが、美しいメロディにゴチャゴチャしたアレンジは、時として必要ではないこともありますね。これはその最たる例。

「wisshing well」のようなカヴァーもセンスを感じます。原曲のウネリのある質感は残しつつ、よりメロディックなハードロックにアレンジされている。続く

「Gonna break my heart again」、アーミングを巧みに操り、上手くリフとして聴かせている。時折繰り出されるオブリガードが豪快にキマッていて、ギターが全面に押し出されている、、かと思いきや、歌も繊細なメロディが印象的。特にBメロの流れるような旋律が秀逸です。

甘く切ないバラード「Falling in with love you」。ゲイリーの書くバラードは本当に素晴らしい。ラブソングが多いですが、ストレートに様々な愛を届けてくれますよね。

打って変わって、テクニカルでメロディアス、かつフラッシーなギターソロをイントロに携えた「End of the world」これはぜひギターをコピーしたいですね🎸👍さらにガッツ溢れるロックンロール「Rockin'every night」ドライブしまくるサウンドが心地良いです😆

ラスト2曲が、ブルーステイスト溢れる楽曲で締めているのも良いですね。もちろんゲイリーはブルースに対して並々ならぬ想いがあり、メロディックなハードロックサウンドが信条だった80年代という時代においても、それは容易に想像できますよね💦

「Cold hearted」はヘヴィブルースと言って差し支えないでしょう。というかヘヴィロックブルースかな😅後半の粘り気たっぷりなソロはゲイリーの独壇場。当たり前ですけどね👍その余韻を引き継ぐブルージーなバラード「I can't wait until tomorrow」全編に渡って敷かれているハモンドが、アルバムの終幕への演出となっている。と思います💦

この頃はストラトキャスターを使用していたんですね😄レスポールのズ太いサウンドのイメージがありますが、80年代初頭は、ジャキジャキしたシングルコイルでした。

今回はGARY MOOREの『CORRIDORS OF POWER』について語りましまた。
ご拝読いただきありがとうございました✨✨


コリドーズ・オブ・パワー(紙ジャケット仕様)


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